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 *とつげき東北 [#o1b9d5d3]
 
 
  センスとは本来、ある共同体内で、規定や法令等で縛られない程度の選択の自由が存在する領域における「一般的な感覚」を意味する言葉である。
  たとえば服装は自由であり、「センスが良い/悪い」服装があるが、裸で街を歩くことは「犯罪」であり、「センスが悪い」という形容には違和感がある。また共同体が違えば「一般的な感覚」も違うから、そのことに自覚的である限り、特段「邪馬台国の民族衣装はセンスが悪い」などと形容することもない。
 
  この言葉が名言的に用いられるのは、上記についての理解が不足している場合である。以下のような場合が典型である。
 ・自らのセンスが相手のセンスよりも非一般的であることに無自覚で、自らのセンスを理解できあう者同士で集まって相手のセンスの悪さを非難する場合
 ・別の文化を持つ共同体の「悪さ」を指摘したいが、他に明確な理屈を打ち立てられないために、その論拠を「センス」の良し悪しに頼る場合
 
  さて、「秋葉系」のファッションは日本の若者における標準的なセンスから見て、明らかに「センスが悪い」。とはいえ世代が違えばしばしばこれは成立せず、年寄りから見れば、渋谷を闊歩する小娘のファッションよりも「秋葉系」の方がセンスがあるということになる。昔のテレビ番組のアイドルの姿が常に滑稽であるのと同様の構造である。
  また、本ウィキでは「センスの良し悪し」を定義しており、この場合の「センス」は明らかに「一般的な感覚」で言うところのセンスとは異なる(→悪趣味)。
  センスの良し悪しにまつわる問題は、さまざまな権力的・経済戦略的要素を含んでおり、決して「美的な」問題のみに収束するものではない。ファッション雑誌が、「新しい流行」と「流行遅れ」とを絶えず作り変え続けることは、このことを示している。
 
  他人のセンスを馬鹿にする行為は、一種「諸刃の剣」的側面を持つ。なぜならば、センスの良し悪しの問題には、「他人の方がセンスがあり、自分たち側がセンスが悪い」という可能性が常に付きまとうからだ。
  一般的に高い評価を得ているものを筆者が褒め称えたとき、そのこと(対象が一般的に高い評価を得ているという事実)を知らない者が、筆者に対して「センスが悪い」と言ってきたことがあった。筆者側ではなく、単にその者の「センス」が悪かったことだけが示されてしまったのである。
 
  結局のところ「センスを身につける」ということのうちには、
 ・「一般」において何がセンスが高いとされているか
 ・それを踏まえたうえで、別様のありかたの可能性を模索し、実行できるか
 といった能力的前提が含まれざるを得ない。
 
 #htmlinsert(google.txt)
 - シックスセンス -- [[あ]] &new{2006-06-11 (日) 18:17:48};
 - 条件の中に、・センスが良いとされる権力を保持する というのも入れてもいいじゃないでしょうか? -- [[蟻]] &new{2006-06-13 (火) 12:21:46};
 - ''[[原田]]'' &new{2007-09-07 (金) 20:01:25};
 昨日と今日で違う服を着ている奴がいる。俺がいつも聞くのは『昨日の服と今日の服、お前の中ではどっちが上なんだ』ということである。その回答が常に『今日』であるならばそれは進化論に則って認めよう。日々精進するといい。しかし大概の人間はただ困惑するのである。自分にとって本当の価値を見出した者ならば毎日同じ服を着るはずである。しかしそんな女がいても誰も好きにならないであろう事にこの話の妙があることも付け加えておかねばならないだろう。
  
 - ''[[ここまで読んだよ]]'' &new{2009-10-20 (火) 22:23:47};
 まぁ、常に最高の美的センスを醸し出すことができるのは、凸とそのお友達筆者群くらいだろうな
 いわゆるセンスの悪い「大衆」を取り上げる発言が多いものの、1文字の例外も無くセンスの悪い「大衆」に「依存」しているのだから
 その大衆依存症を直さない限り、大衆から抜け出すことはできないだろう
 センスの良さも、常にセンスの悪い大衆との比較でしかなく、いくら筆者が更新追記論破しても、文面からセンスの絶対値的な向上が図れているふしが見えない
 大衆から手足が抜け出しているつもりで、胃・心臓・脳など内臓が大衆の中にどっぷり漬かっているのだからしかたないのだろう
 尺度が常に「大衆」に置かれているのはそういう事情と、大目に見るしかないのだろうか
  
 
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