*とつげき東北 [#c39f1271]
 
  なぜ大衆はあんなにも「予言」を繰り返すのだろうか。いたるところで大衆が予言を行うことに、われわれは充分自覚的であろうか。飲み屋、ネットでの議論、友達との会話、あらゆる部分において彼らは「予言」を実施してみせる。
 
  彼らの行う予言には、以下のような特徴がある。
 ・現状では当該予言の当否に関して検証ができない
 ・相手の能力よりもむしろ性格や道徳性等に着目し、将来等を予測する傾向が強い
 ・性格や道徳性等の問題によって、「社会」や「将来」にうまくいかないと断ずる
 ・もしうまくいったとしても、「われわれ」は認めない、「いつかきっと」失敗する、といった「次の予言」を用意する。すなわち既にそれは予言ではなく願望と堕する
 
  具体的に、筆者が大学生の頃に、実際に2ちゃんねるのとあるスレッドにおいて、筆者に向けて放たれた予言を振り返ってみたい。彼らの予言はどの程度当たり、どの程度外れたのか。
 (「アタマはいいようだが気が○っている」というスレッドであり、麻雀関係の活動とは一切無縁であることを断っておく。)
 
 >(とつげき東北は)このままじゃ就職もできない
 
  残念ながらこの予言は外れ、就職してしまった。しかも中央官庁に勤務する国家公務員である。
  彼は、センター試験で9割超を取れる程度の基礎学力に加え、ある種の専門知識があって、なおかつ面接等時における会話能力が高い、という付帯条件さえつければ、「どんなバカでも何の事前準備もなしに」その程度の就職が可能であるという「現実」を完全に無視して予言を行ってしまったわけである。
 
  続く一言は次のとおりだ。
 
 >就職できてもその人が本来持っている「性格」はそう簡単にはかえられない。
 
 「就職もできない」という予言が外れた場合の予防線をしっかり張っているのは、大衆の予言としてはかなり上出来といえよう。しかも、この文脈で言われるところの「性格」、すなわち筆者がネット上等において傲慢に振舞い愚か者を排撃するというキャラは、確かにさほど変わっていない。この刹那、予言は当たっているかに見える。
 
  だが、次の文章がやはり物足りない。
 
 >性格はまず顔に出る、また行動に出る。結果として会社でも嫌われる 
 
  これは単純に外れているし、何より恥ずかしい。
 
 >結果として出世もできないし、いづらくなって会社も辞めることになる。 
 >性格改造したほうがいい、いまのうちにね。 
 
  よけいなお世話であり、杞憂であり、逆である。
 
 >こういうひとがそのままの状態で年をとって、自衛隊とかに口がきくようになっていたりするとクーデターを起こすんだろうな。2・26事件みたいに
 
  ここまで来るとすばらしい。
  こういう人がそのままの状態で年を取るから世の中から頭の悪い人物が減らず、あらゆる社会的問題を生み出すことになるのだが、それは置いておくとしても、自衛隊等に口が利くようになる(防衛省との関係が相対的にかなり深い職業に就いている)、という部分はあながち全く無関係とも言えないところが笑える。
 
 >ガキク生だからねぇ。 (※筆者注:「学生」をうまいこと悪口にしてみたもようである)
 >社会の荒波ってものをあじわったらちったぁかわるだろ。 
 >こういうやつにかぎってただの腰ぎんちゃくになるんだよなぁ。 
 
  学生から社会人となり、本を出版するようになった今、この言葉ほど説得力を持たない発言もない。筆者の生活する「社会」には、相対的に低俗な「社会」にはあったのかもしれない荒波などない。細木数子氏の占いに比べて精度が悪すぎる。
 
 
  他にもあらゆる予言がなされたが、お遊びはこの程度に留めよう。
 
  さて、彼らの「予言」は常に捨て去られる。先を見通し予測するものとしての予言と、彼らの行う「予言」には根本的な差異がある。
  すなわち、例えば占い師のする予言は、ある程度「当たる」ことを実際に目的とする(それが商売的な事情であれ、権威的な事情であれ)のに対して、大衆の「予言」は予言という行為が本来その成立過程からして内包すべき「先の予測」という機能が備わっていない――正確には、備えないことによってこそ成立する。
 
  その場においてある種の悪趣味な予言内容を発話することにより、相手が「悪い状態」になったことを想像して楽しむことが主要な目的だからである。それが想像の域を出ない(直ちに検証ができない)からこそ、初めて彼らの愉悦となり得るのだ。例えば、まさか自分の嫌いな東大生が司法試験を受けるという段になってまで「あなたは司法試験に合格しない」と予言する勇気は、彼らにはなかろう。当該予言が外れた際のダメージが増えるだけだからだ。
  となるとその場合は、彼らの予言はせいぜい「合格したとしても、今後は法曹関係者は増大して今ほどの地位はなくなる」といった程度に「安全な」ものに低下する。当該予言の当否が先々までわかないように予言を変更するのである。
 
  この、過度に精神的な、「理想主義的」な=悪趣味な、彼らの精神性は、いったい何に基づくのであろうか? 筆者はその答えを今一度繰り返すほどに残虐ではないけれども。
 
 →わかるときがくる
 
 #htmlinsert(google.txt)
 - ''[[あ]]'' &new{2008-02-07 (木) 04:29:29};
 性格はまず顔にでる
 確かにネット上等において傲慢に振舞い愚か者を排撃するというキャラと言うのは醜悪だな
 まさに顔と同じだな
 ~・現状では当該予言の当否に関して検証ができない
 その場で否定する事ができないから煽りとして良いんだろw
 ~・相手の能力よりもむしろ性格や道徳性等に着目し、将来等を予測する傾向が強い
 大学生の時点で能力が高いなんてわからないだろうしな
 能力の高低を計る術がない、その時点では単なる東大に入れなかった哀れな東北大学生としか見られないだろ
 性格を否定するしか否定する場所がないというアレ
 性格のみを見て判断したありがちなダメ男パターンを語って煽る
 ~・性格や道徳性等の問題によって、「社会」や「将来」にうまくいかないと断ずる
 ・もしうまくいったとしても、「われわれ」は認めない、「いつかきっと」失敗する、といった「次の予言」を用意する。すなわち既にそれは予言ではなく願望と堕する
 栄枯盛衰だから別に予言しなくても当たるだろというアレ
 性格が悪いから反発されてるんだろう自業自得だな
 美味しんぼ的に言うと海原(東北)と山岡(大衆)という関係だな。
 ~
 >性格はまず顔に出る、また行動に出る。結果として会社でも嫌われる
 ~ これは単純に外れているし、何より恥ずかしい。
 ~↑性格悪いから顔も悪い(笑)しネット上で傲慢な振る舞いしてるから結果として敵作って嫌われてるから外れてはいないな、何より東北の顔は恥ずかしい
 ~>結果として出世もできないし、いづらくなって会社も辞めることになる。
 >性格改造したほうがいい、いまのうちにね。
 ~ よけいなお世話であり、杞憂であり、逆である。
 ↑余計なお世話と言えるのも今があってこそだな
 性格悪いなら良い方に変えた方が良いなんて当然だろ
 所詮結果論の後出し言い訳だな
 ~基本的にその通りだろ単に東北がそうじゃなかっただけで
 低俗な社会を経験してない奴には否定できない所だな
 性格悪い奴にありがちな行動パターンを言ってるだけだろ
 遠回りにお前はダメ男なんだって言いたかったんだろうな。
 想定の範囲外の成長しちゃっただけでそうそうこのパターンを超えれる奴もいないだろうに。大衆的に考えて・・・
 良い例がカオチャーかな
 まぁあいつは学歴詐称なのは確定的だがな
 最初は東大って言ってたしな
 別にそれが当たるも外れるも言った奴は気にしてないだろ俺と同じように煽って自己満足してるだけの奴
 まぁそれをずっと覚えてて今更言い訳してるようなヘタレなら奴はしてやったりという所だろう。
  
 - ''[[六7]]'' &new{2008-02-07 (木) 21:37:19};
 おれは子供の頃、
 「この子は頭もいいし性格もいい。間違いなく立派な大人になって立派な仕事に就くだろう」
 などと周りの大人達によく言われたものだ。
 ~当たらなかった大衆の予言の一例として挙げておこう。
  
 - '''' &new{2008-03-05 (水) 15:49:09};
 ビートたけしの「ここがへんな日本人」だったか、名前は忘れたがそんな番組があった。国際問題や少年犯罪の低年齢化、いじめ、学力低下などさまざまなことについて話し合っていた。当時私は小中学生で、外人と日本人の喧嘩などを単に面白がって見ていた。
 番組の最後に「これからの日本は良くなるよ」
 「ここがすばらしい日本人」
 だの言っていた。それから10年近くの今の日本を見る限り、「これからの日本は良くなるよ」という予言はあたったといわざるを得ないだろう。
  
 - ''[[あ]]'' &new{2008-03-06 (木) 00:54:31};
 サブプライムローンで皆ハァハァしてるんじゃなかったのか。
  
 
 #comment

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