■ヒトシンカ

――と身勝手は違う:

 19世紀にギュスターヴ・フローベールが著した(フローベール自身は未完の小説中に収録するつもりであったようだ)『紋切型事典』の「自由」の項には、「自由は放縦と同義ではない」という台詞について「保守主義者の言いぐさ」と書かれている。19世紀には既に同じことが言われていたことの証拠である。  

――のはき違え:

 使われ方は上と同じである。履き違えとは本来、履き物を間違えて履いてしまうことで、転じて意味を誤解することを指すようになった。自由にしか使わないという訳ではないが、筆者がサーチエンジンで「履き違え」を検索し何に何回使われているかをカウントした結果、最初にヒットした180件中、「自由」を履き違えさせる用例が18件で最多であった。ちなみに2位は「愛情」など愛関係が6件、 3位は「目的」の3件であった(うち2件は目的と「手段の履き違え」)。
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