*とつげき東北 [#g87be00f]

一般には、自分たち(必ず集団である)のセンスとあわない行動や人物を形容する言葉。
勘違いという語が使われるのは、自分たちのある基準から見ると「下」であると思えるにもかかわらず、対象者がある観点において「上」であると自覚してそれをアピールしている場面である。
例えば東京大学に進学しただけで「自分は立派だ」と主張している人は、「勘違いしている」となる。つまり、学歴を自慢するような人は人間性といった意味で自分たちより「下」であるに違いないのに、東京大学であるということで「上」だと思っているということである。
しかしながら、東京大学に進学することは一つの観点から見れば、一般的に立派なことである。それを自慢されたからといって「自慢しない自分たちより下」という判断のもとそれを「勘違い」とみなすことは、端的に同族嫌悪である。
同じ形式であるにもかかわらず、ある集団が別の集団や個人を非難する場合、そこに働く力学は「多数性の暴力」となる。
「かんちがい」という語の持つ滑稽なイメージと、凡庸な道徳主義に基づく多数性の暴力があいまって、この語はさかんに無自覚的に使用されるが、知的観点から言ってこれほど勘違いした連中もいまい。
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