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 ■とつげき東北
 
 
 引っ張ってくれる人がタイプであると公言する女性は多いが、男性ではほとんどいない。
 男性がリードし女性がリードされるという、ややステレオタイプかもしれない「一般的な」関係は、既存の社会の制度や伝統によってそうなっているというだけでなく、おそらく身体的な特性の差などによっても生じているのだろう。
 
 しかし、男女間の関係に限らず、リードする/されるという対比で見た場合、通常はリードされる方が「楽」であることは言うまでもない。
 誰かが状況を適切に判断し、(責任を持って)引っ張ってくれる方が簡単である。
 したがって、「引っ張ってくれる人がタイプ」という公言は、「相手が色々やってくれたらいいね」「自分を楽にしてくれる人はいいね」等と同様に作用するという点において、よほど特殊な人を除けば誰にでも当てはまることなのである。
 男性は家庭や異性との関係において「頼りになる」ことが求められること自体は、色々な背景があるため不思議ではないが、ことさらに「引っ張ってくれる人がタイプ」であると公言する必要があるのかどうかは疑問である。
 
 
 ちなみに、女性は「主婦になりたい」とも公言することができる。
 「主婦」の仕事はそれはそれで困難さもあろうが、一般に会社に出て働くよりはストレスが少ない(実際、女性の社会進出に伴って女性の平均寿命が縮まった)。
 公言するからには、引っ張りたくなるような、それなりの魅力を所有していることが望ましかろう。
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