■ヒトシンカ

 積極的=進んでことを行なうことだが、以前はあくまで価値中立的な意味で使われ、積極的であるべきか消極的であるべきかは各々の場合に即して考えられていたようだ。積極的であること自体を善と見なすようになったのは、おそらくポジティヴ・シンキングを打ち出す人間性心理学の影響であろう。「前向き」も同じ。

――シンキング:

 積極的思考。よほど世俗的な領域のみで広まっているのか、心理学・精神医学事典の類にはこの語は載っていない。別冊宝島304『洗脳されたい!』のINTRODUCTIONにはこうある。 
|自己啓発(開発)セミナー、アムウェイ販売員のネットワーク、KKC、ヤマギシ会、催眠セラピー、成功哲学、前世療法、コンプレックス商法、オカルトグッズ、潜在能力開発プログラム、マルチ商法、カルト宗教、そして船井流ビジネス……と、世紀末の沈滞ムードに「一発逆転」や「自己実現」の請け負い人を名乗って集客するマインド・ビジネスの現場、、いうなれば、“それぞれの脳内革命の現場”を探訪してみたレポート集である。一見、単発的に発生しているように見えるマインド・ビジネスがらみの個々の出来事を、「ポジティヴ・シンキング」という糸で結んでみたら何が見えるのか? その答えは、本書のタイトル『洗脳されたい!』に集約されている。  (中略)  この本は、やみくもな善意や向上心が暴走したとき、人はどうなってしまうのか、と疑ってみる「ネガティヴ・シンカー」からの訓話集でもある。|
#htmlinsert(google.txt)
#comment


トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS