*とつげき東北 [#h8e04766]

 ジャーナリスト・批評家等のうち、
・批評対象に対する専門知識の不足・統計の恣意的な利用等により
・粗末な論理を展開したうえで
・一面的(マスコミ的)見解を誘導して世論を誤った方向に導く
行為をした者について、当該の記事を引用あるいは要約しながらダメさを明確にする。

 雑誌等において「捏造される」無茶な世論は、政治を誤った方向に導く危険を持つため、公共上の利益を提供し、読者に対して公平で客観的な判断を提供することを目的として、本稿を記述する。その目的から、「一般にはそうだと信じられているが、実は違うこと」を重点的に取り上げる(いわゆる本ウィキで定義するところの「名言」的構造を持つもの)。

 なお、対象は、あくまでも筆者が直接確認した公開された情報に限る。したがって、当該人物の他の批評等が全面的に信用できないことを意味しない点に充分留意されたい。また、本稿は「逆の立場」から記述されているため、双方を比較して判断されることをお勧めする。

**若林 亜紀 [#ne9e7ea2]

 わかばやし・あき。ジャーナリスト。1965年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
 「トヨタさえ上回る!? 名古屋市役所の高給」(プレジデント2009年5.4号)において、

・民間側のボーナス額はリーマンショック後(09年)、公務員側のボーナス額はリーマンショック前(07年)に設定して比較し、公務員のボーナスの高さを印象付けている。極めて不公平であろう。さらに、「トヨタも『100年に一度』の不況を受ける」と表現することで、一方の公務員は不況と無縁であるかのごとく記述してもいる(もちろん、リーマンショック後は公務員ボーナスもカットされているが、それについては一切触れられていない)。不況前のボーナス額が、不況の影響を受けていないのは当然である(なお、当該記事の数字によると、リーマンショック後のトヨタのボーナスは前年度比30%減の186万、リーマンショック前の公務員のボーナスは192万である。トヨタのボーナスは、公務員から見れば、100年に1度とは思えないほど高額だ)。
・地方公務員の「窓口で座っているだけ」の職員(の負担)と、トヨタの「生産現場」の肉体的負担とを勘案して、給与額の比較をしている。「窓口で座っているだけ」の職員が実在すると仮定すればだが、トヨタの窓口で座ることと、公務員庁舎の窓口で座ることの間に、難易度の差はない。「トヨタの窓口に座っているだけ」の職員給与と比較すべきであろう。ひどく形而上学的な比較になるが、後者の方が圧倒的に給与が高いはずだ(筆者の父は、三菱電機のフランス工場長等を勤めた後、定年間際に閑職に就き、子会社、関連会社への「天下り」を繰り返した。複数の退職金をゲットする間に在籍したそれらのポストは高給であり、かつひどく「ヒマ」だったそうだ。余談だが、父は筆者にこう漏らした。「やっぱな、三菱電機から下の会社に行ったら、社員の理解力が想像でけんほど低い……どう教えてもあかん。とつ(ここは本名)みたいな社員は、おれへん」)。
・高卒時点で名古屋市役所に入った者と、高卒時点でトヨタに入った者との給与を比較し、常時前者が高いことを指摘している。一般に、いわゆる「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」の賃金とを比較すれば、このような結果が出るのは当然である。むろん、常識で考えて、前者の方が「狭き門」であろう。高卒段階で工場勤務する者と、公務員試験をパスする者のどちらが(勉強という点で)優秀だったかを比較すれば誰もが理解できる話だ。同様の事情は大卒時点でも該当する。一流ではない大学卒業生にとって、公務員はもっとも人気があり「難関」とされる職種の一つであるが、世の中の大半の学生は一流ではない大学を卒業している。
・自ら「東京を除いて」という付帯条件のついた公務員の給与の「高さ」を示す論拠を提示しておきながら、冒頭で「公務員の給与は地域を問わず異常な水準にある」と述べている(平成21年現在、現行の給与法体系における公務員の給与は、「異常」でもなんでもない。法律等で過剰に優遇され、全社員の平均年収が1300万等に達する大手マスコミ等の方が、明らかに「異常」という形容に相応しい)。
・給与が一律5%以上カットされ、給与カーブが極端に緩やかにされる以前の、古いデータのみを利用し、全てそれに基づいて語ってている(なぜ今すぐ手に入る最新のデータを利用しないのかは、『謎』である)。
・公務員組織のほとんどは、一般に規模が相応に大きい(よほど特殊な小さな団体を除いて、100名以上であろう)が、給与の官民比較において、50人以下の規模の事業所・企業の給与水準を対象外としていることに関して、「(中小企業を)切り捨てる」と記述し、あたかも「不当な比較」を行っているかのように記事にしている。社員数4名の零細企業と、市役所とを同列に扱うべきだろうか。どちらに優秀な人材を送る方が公的利益につながるだろうか。

 以上のように低いレベルの分析を行い、世論を「予定調和の方向へ」誘導しようとしていることが伺える。
 この記事では、公務員の仕事の「楽さ」をひたすら強調しているが、仮にそうであるとしても、こんないい加減な記事を書いているだけで金がもらえる職業よりは、遥かに高度で高邁な仕事であろう。公務員の給与は、最低でもこのような記事を書く人より遥かに高く設定すべきだ。さもなければ、行政は完全崩壊するに違いない。


#htmlinsert(google.txt)
- ''[[とつげき東北]]'' &new{2009-10-11 (日) 16:38:22};
この記事を書いた直後、たまたまポストを見たら、拙著の第15刷増刷の手紙が届いていた。少し、何かを許す気になった。人間って、不・思・議。
 
- ''[[アキラ]]'' &new{2009-10-17 (土) 01:46:00};
とつげき東北氏は、相手が「お前のこと嫌いだわ」というようなことを発言すると「あなたの個人的な感情はどうでもよいのです」などと言いながら、自分も同じように「私はあなたのことが嫌いですからね」と発言しているのを何度か見ている。あるテーマを議論するのに相手の好き嫌いは関係ないと分かっているのなら、実行していただきたい。 
また、相手を不快にさせるように文章を書いている、と発言しているのも見たことがあるが、議論するのに相手を苛立たせる必要はなかろう (それに感情的に反論する相手も相手だが)。 
なおこのコメントに対してとつげき東北氏が反論なさっても、私はこれ以降何もコメントしません。
 
- ''[[とつげき東北]]'' &new{2009-10-17 (土) 02:32:33};
表現とは、「被表現者への問いかけ」の連続に他なりません。
~個人「私は1国民としてこんなに苦労している! 国はなんとかしろ!」
国「(うわあ、またかよ)ご指摘を踏まえ検討する」
~これを個人側/国側という主体間の対立構造で見れば、いずれかが正しかったり、間違っていたりするでしょう。
ところが、これを表現という作法における構造で見れば、問われるのは、どちらの意見が「読者に対して」説得力があるか、ということです。
~さて。おわかりでしょうか。
 
- ''[[ここまで読んだが]]'' &new{2009-10-17 (土) 03:12:31};
ということはとつげき東北の書き込みはすべて表現ではないというわけか
なるほどな
被表現者とあいまいにぼかしているがとどのつまり傍聴者なんだろうな
ジャイアニズム乙
 
- ''[[ここまで読んだよ]]'' &new{2009-12-20 (日) 12:01:58};
凸、若林 亜紀 以外に信用できない言論人はもういないの?
~なんかこの状況ではただの私怨に見えるよ(笑
真にいないなら仕方ないけどな
 
- ''[[とつげき東北]]'' &new{2009-12-21 (月) 00:14:36};
被表現者はn人いるので、傍観者が大多数なんじゃないかね?
~おれは若林某に直接的に語ってはいない(某がこのページを見ているという幻想を持たない限り)。
では、若林某以外の誰に語っているかといえば、(おれが独り言フェチでなければ)n人いる読者(確かに大半が傍観者)だな。
~アキラ氏の書き込み内容については、上述で解決したと思っている。
~「ここまで」の発言については、最初の1文は単に事実と無関係なイヤミに過ぎないとして、「私怨を動機として客観的に書かれる文章」が、「私怨又はそれに類する感情を動機として不正に書かれる文章」よりも劣っていると判断した理由、あるいは後者との比較ではなく一般に当該文章が劣っていると判断した理由を問いたいかな。
~最近Twitter、配信、動画作成などやってて放置気味ですまんそ。
 
- ''[[とつげき東北]]'' &new{2009-12-21 (月) 00:18:02};
まあネタの偏りは素直に認めざるを得ないけどな。
よく知っている分野とは、自分が取り組んだり所属している分野だから、おれはマスコミの内情については書籍等を通じてしか知りえないし、ましてや「現場」を見てもいない。
他方、「朝日新聞的なモノ」はおおよそ名言的なので(うーん同語反復になるところが恐ろしい)、そのあたりにツッコミを入れていくとこうなっちゃう。
 
- ''[[ここまで読んだよ]]'' &new{2009-12-21 (月) 05:57:30};
>一般に当該文章が劣っていると判断した理由
そこまで難い意味ではなかったんだが、ただ未定稿とはいえひとりしか祀り上げていないのはどうかなと思っただけさ
さらに、この言論人が「只の政治評論家」なら何も言うことはないのだが、前身が「出先機関とはいえ国家の生業に関わった国家にとって過去の人」であるという点が俺以外を含めた少数に「邪推」を生んでいるだけだ(単に頭のよくない側の代表として書いたに過ぎんよ)
おまけに、
>よく知っている分野とは、自分が取り組んだり所属している分野
と凸自身がフォローしてしまうのならば、さらに祀り上げた「若林 亜紀」という人物とのかかわりの邪推に拍車を掛けるのだが
~>まあネタの偏りは素直に認めざるを得ないけどな
そこまで思いをめぐらせてこのサイトを読む頭の良い人がTwitterやGoogleで徴集された人の何%居るかを考えれば、念のためとは言え徴集された有象無象に「対面を気にする」凸には前置きも必要ではないかい?
 
- ''[[とつげき東北]]'' &new{2009-12-23 (水) 11:22:20};
思ったが、ここまで信用できない情報が垂れ流されるのって、「公務員関係」が他より圧倒的に多い。
なぜなら、一般企業や団体、個人や政治家等についての「信用できない情報であって、当該団体等に不利益となるもの」を垂れ流すと、訴えられたりする危険があるからだ。
他方、公務員だけは安全なサンドバックだから、嘘・デタラメを書きやすいのだろう。
~岐阜県庁の裏金「問題」が完全に捏造報道されたとき、なんと岐阜県庁は訴訟を起こしたのだった。
おれが驚いたのは、捏造報道がまたあったことに対してではもちろんなくて、まさか、よくある捏造報道ごときで岐阜県庁が訴訟を起こしたという事実に対してだった。
 
- ''[[ここまで読んだよ]]'' &new{2009-12-23 (水) 17:51:40};
>ここまで信用できない情報が垂れ流されるのって、「公務員関係」が他より圧倒的に多い
「税金と言う無尽蔵のおこぼれに預かりながら」も単にクローズドという状況だからというだけだ
労せず運営資金が手に入るんだから、多少揺らいだところでたいしたことは無い
醜聞一つで没落する可能性のある企業との同一視は出来ないだろう(行政は倒れない)
ライターもそのことが頭にあるから容易に取り上げられる
「安全なサンドバック」なんかではなく、「穴が開いても砂が洩れても無尽蔵に上から砂が補充されるサンドバッグ」だからな
穴は内外からあけ放題であるし、関わる公務員はその穴をふさぐ必要もない、いずれ目が詰まって砂の流出がとまるのを待てばよいだけである
公務員が槍玉に上がりやすいのは、単に公務員が自衛してないだけ
公務員のこの方面での無能さがライターに付け入られているだけに過ぎない
草稿の「若林 亜紀」の件も同様だろう、若林が無能かどうかはともかく、そのレベルに付け入られる公務員側がただ単に無能なだけである
~他方で
>岐阜県庁は訴訟を起こした
過去の事例を検索してないのでアレだが、岐阜の訴訟がそれほど驚きを得るものとは思わない
訴訟だけ起こしておいて最後までわが身を省みなかったら、そのとき岐阜県に対して驚けばよい、「お前は内からサンドバックを破るのか」と
 
- ''[[ここまで読んだよ]]'' &new{2009-12-23 (水) 17:53:22};
修文:
「穴が開いても砂が洩れても無尽蔵に上から砂が補充されるサンドバッグ」
↓
「穴が開いても砂が洩れても無尽蔵に上から「砂金」が補充されるサンドバッグ」
 
- ''[[とつげき東北]]'' &new{2009-12-23 (水) 18:26:47};
その分析はまったく違うな。
 
- ''[[ここまで読んだよ]]'' &new{2009-12-24 (木) 02:43:27};
まぁ、俺の分析が正しいかどうか(今回は完全に大衆側に立っているので)はともかく、サンドバッグになっていることに対し余りにも無防備で居続けるのは、評価だろう
~岐阜がそういう意味では斬り込み隊になっているのだが
公務員側の内部では死ぬほど忙しいかどうかは大衆には全くと言っていいほど無関係だし、公務員側の運転資金は無から生み出された金(税金)だしね
この手の大衆評価が変わらないうちは、公務員サンドバッグ機能は無くならない
凸を含めた公務員にとっては理不尽かも知れんし、この手の評価が頭のいいものとは思えないが、それが民主主義(多数決の勝利)だからな
マスコミもこの手の評価を変える気はないので、残念ながら永遠にサンドバックであり続けるだろう
甘んじるしかあるまい
もしくは凸(公務員)ががんばってこの手の評価を大衆全てに対して覆すか
~「理不尽」「その分析はまったく違う」と喚き散らすだけなら、チョーカンタンである
 

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