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 ■とつげき東北
 
 
  論点をずらすにはいくつかの方法がある。
  主要な論点・論旨から話題をそれとなく逸らしながら、以下のようなことを行う。
 ・相手の言葉のミスや微妙な表現の不整合を捉えて攻撃する(1)
 ・相手の批判のうち、主要でない部分への批判にだけ反論する(2)
 ・大量の話題、無意味な長文を撒き散らかす(3)
 などである。
 
 (1)単なる記述ミスや、細かい表現の違いをうんぬんする(「適切な」と言ったのに「適当な」と言われたことを受けて、「私は”適当な”とは一言も言っていない」といいかえすような)ものは、論点ずらしの一形式であると考えてよかろう。
  ただ、よく言われるのは「言葉じりを捉えているだけ」で、「議論のための議論」になっている、などということだが、そういう指摘の仕方もまた不恰好であるから注意されたい。何ら論点をずらしていないのに「論点をずらそうとしている」とみなしてくる者たちもいるから気をつける。
  言葉の意味が変わるだけで論旨や論点ががらりと変わってきてしまうような場合は、言葉のミスなどについてもいささか神経質になることは無意味ではない。とりわけ、単なる「記入ミス」ではなく、相手が概念を取り違えていると思われる場合には、それこそが議論の結果を左右することになり得る。
 
 (2)これも(1)と大差ない。
 
 (3)[[(議論テク)大衆論法:無意味長文]]で述べた小技。さらにこれには応用技もある。どうしても否定されたくない、譲れない(的外れの)自説が攻撃され始めたとき、それよりもいっそう大きく(わざと)間違えたいくつかの流説を振りまき、大切な部分から目を逸らさせるという方法がそれだ。うまくすれば、強敵は間違いだらけの主張への反撃に躍起になってくれる。そのうちに「あなたと話していてもしょうがない」などの方法で逃げられれば大成功、というわけだ。もっとも大衆においては、「わざと」間違えた主張を出そうとしなくても、単に大量に発言しておけば大量の錯誤・誤解・誤謬・矛盾・自家撞着が生成されるため、意識することなく自然とこの応用技が使われることになっているケースも少なくない。
 
  こうした論点ずらしに対抗するには、以下のようにする。
 ・お互いの意見(または真偽を争っている命題)の主要部分を予め要約しておく
 ・それを、できるだけわかりやすく、コンパクトな命題にまとめておく(まずは自分が「論点」を明確につかんでおかなければ、「ずらされる」もくそもなく、グダグダになる)
 ・上述の「論点ずらし」を使われても、(仮に相手が間違いだらけの新しい主張を出してきても)「[[必要以上]]」には言及せず、場合によっては完全に無視し、要約しておいた意見対立を再掲し、その部分について話すよう促す
 ・同様に、相手からいかに的外れの反発を受けようとも、主要部分以外は基本的に無視する。いじるとしてもいくつか。間違いの全てを列挙しようとしないこと
 ・主要な論点・論旨において相手を封じた後に、莫大に生み出された愉快な部分を笑えばよい
 
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 #comment
 
 

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