とつげき東北

一定以上」「比例する」等と同様、非分析的な言説に「学問的なイメージの味付け」をするために用いる比喩表現の一つ。

 低レベルな議論においては、矛盾の指摘合戦がされることが多い。「矛盾する=ダメ」という絶対的な思い込みを持つ者が多いため、お手軽に「あなたの意見は矛盾している」といった形で包括的・曖昧に指摘する方法は、彼らの議論においては有効に機能する場合が多々ある。
 だが、主張の一部に矛盾が生じたとしても、それ以外の部分が正しく、当該矛盾が当該主張のうちの局所的な一部分のみにしか影響を及ぼさないか、または矛盾しない他の論法によって補完可能なのであれば、「矛盾する」ことは大した問題とはならない。

 ところで、論理学における矛盾とは、「命題Aについて、Aが真であり、かつAが真でないことが同時に成立する」ことを指す。
 矛盾を導くことが可能な仮定のもとには、いかなる結論を導いても良いとされている。つまり、「2が1より小さいならば、2は1と同じである」という命題は、(直感的には不自然であるものの)論理学的には真である。
 わざと観点や立場を変えることによって矛盾を生じさせ、もって仮定を否定するという基礎技術は、議論において必須である。

 余談であるが、強い者が弱い者を搾取することや、子供に対して禁止している行為を親が行うこと等は、何ら論理学的な意味における「矛盾」ではない。

  • 自己撞着と矛盾を混同する奴は多い。 -- 2006-12-28 (木) 16:19:07
  • 2008-02-13 (水) 23:00:20
    最後の文関係なくね?
    そんなアホな考えする奴居るのかよ。

 


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Last-modified: 2010-08-24 (火) 18:41:28 (2617d)