■Revin
 広域に影響を持つ何らかの制度や行動、処置などに対し、それをやめさせようとすること。
 その活動内容は、「反対意見や苦情を陳述する」というよりは、もっぱら「自分たちの考えや理想を通したいとわめく」ことに終始している。
 広域に影響を持つ何某かとは、ダムの建設や動物愛護などの分かりやすいものから、音楽の盗作疑惑や企業による商標登録などの力ある者の活動にも及ぶ。
 これらで多くの場合に共通しているのは、抗議の対象になる側が抗議する者に比べて社会的強者であることである。
 逆に、抗議する側は社会的弱者であり、かつ多数、即ち大衆である。

 利益の対立が社会的強者間において発生した場合、しかるべき取引や合意が話し合いなどが交わされ、穏当に解決することが多い。解決しない場合、戦争や裁判などで解決を図ることになるが、(あくまで立場として)対等に争われる。

 だがその対立の一方が大衆であった場合、その形式はいくつかの点で異なる。
 この時の大衆の立場は極めて受動的である。国や企業などの何らかのアクションがあったのを受けて、それをやめさせようとすることで動くことがほとんどである。
 しかしそのアクションが法的に違反するのであれば抗議に至る必要はない。なので抗議の対象はもっぱら大衆にとって面白くないだけのものに対して向けられる。
 そのため、大衆側の大義名分は「」であったり「」「文化を守る」など、いわゆる道徳が主となる。
 主張する内容については、ほとんど感情だけで動いていることが多いため、論理的破綻をはらんでいることが多い。具体的で効率的な打開案は決して提示されず、ただひたすらに要求を叫ぶことに終始する。
 大衆は法的な庇護も政治的発言力もないため、署名活動などによる数の力、大衆を引き込むための道徳的な訴えかけ、あるいはテロ活動などの暴力的手段が抗議の主な活動内容となる。

 最終的には、大衆の関心が薄らいだり、情報操作などによって抗議は勢いを失っていき、風化していく。


コメントは以下の作業を終えてからお願い致します。





重要:ボタンを押すか、手動で「OK!」と入力してからでないと反映されません。
一度入力すればクッキーによって保存され、入力の手間は省けます。


トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-08-24 (火) 18:40:47 (2798d)