■ヒトシンカ

 教師が遠足の解散時に、注意して帰宅するよう促す時の決まり文句。筆者たちは20歳前後の若者を対象とした調査で、都道府県単位での出身地と、この文句を実際に教師から聞いたことがあるかどうかを尋ね、この文句が全国に広まっていることを明らかにした。遠足にまつわる決まり文句には他に「おやつは300円まで」「バナナはおやつに入らない」がある。

■とつげき東北

 家に帰るまでを子供の責任の範囲とみなさせることにより、子供が逸脱行為をしないように仕向けるための言葉。
 しかしながら子供の責任の範囲の拡大は、即座に教師の責任の範囲の拡大をも意味する。もしも本当に家に帰るまでが遠足であるとすれば、子供が遠足の帰りにゲームセンターに立ち寄ったり、家に帰るまでの間に犯罪に巻き込まれたりすることにまで、教師の監督責任が問われることにならざるを得ない。
 そのようなことを考慮して責任の範囲を拡大しているとは思えず、この言葉は単なる子供向けの制度的な欺瞞に過ぎない。

  • 先生、バナナはおやつに入りますか」 そもそも、この台詞は小学生が遠足のときにおやつの上限額の制約をすり抜けるために考え出されたささやかな抵抗である。すなわち、「バナナはおやつではないのでおやつの額には加算されない。よってより多くのおやつ的なものを楽しむことができる」という巧妙な戦術だ。だが、巧妙に見えても子供は子供。決定権を教師側に預けると言う愚をおかしてしまっている。挙手をした小学生にわずかでも老獪さがあるのなら、こんなものは遠足当日、バナナを持ってきた上で「私はバナナはおやつではなく通常の食糧と判断したので持って来ました。何か御反論は?」と言い放てばいいだけの話である。そこで教師が「それはおやつには入る」と主張したのなら、こちら側のおやつの概念との相違を事細かに指摘し、「価値観の相違」の泥沼的決着に落とし込む。この技術を応用すれば、ポッキーやせんべい、マシュマロやチョコレートいかなるものでも「おやつではない」と主張することができる。 -- 2006-12-21 (木) 06:49:43
  • ここまで読んだよ 2009-10-17 (土) 18:04:44
    掲題を言わずにおいて生徒が帰宅途中で事故にあっても、教師は責任を問われる
    言っても言わなくても同じという発言としては的を射ている

    つまりは、言っても言わなくても、教師の責任の範囲の拡大は無いという事
    制度的な欺瞞そのものには賛同できるが、中途の論法がむちゃくちゃ
     


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Last-modified: 2010-08-24 (火) 18:40:35 (3012d)