とつげき東北

 筆者の母親は、航空機事故が起きた直後には航空機関係の問題が連続して生じ、また食品関係の不祥事が明らかになると次々に同じような不祥事が起きると主張した。
 悪いことは続けて起きる、というわけである。

 ジャーナリズムは、人々が関心を持っている情報を率先して提供する。
 したがって、人々が航空機事故に興味を持っている間は航空機業界の不祥事や危険について語りたがるだろうし、人々が「食品が危ない」と警戒しはじめればその不安をますます煽ろうとするだろう。
 だから、法務省がいくら少年犯罪や少年による性犯罪の件数が、50年前と比較して劇的に低下している事実を発表しても、ジャーナリズムが何度か報道したそれらの犯罪が人々に消費されさえすれば、「なぜ少年犯罪は増加するのか」という命題を掲げて様々な少年犯罪を取り上げる形になる。
 人々は「なぜこんな社会になってしまったのか」と嘆く。実際には、単に彼らがそれを望んでいる(あるいはそうした報道がされることを望んでいる)だけであるにもかかわらず。

 必ずしも悪いことが続けて起きるのではない。
 観測される「悪いこと」の頻度や連続性は、情報の提供側の意図によってもゆがめられるという事実を忘れてはならない。

  • バナーよりレクタングル大・・・ -- あ 2006-07-25 (火) 18:35:12
  • 2007-07-29 (日) 15:13:00
    中国食品の悪さは言うまでもない
    バナーじゃなくてレクタングル使えボケ!
    新聞から不幸な記事を取り除くと広告ばかりになる悲しい現実
     
  • ここまで読んだよ 2009-10-17 (土) 18:12:39
    掲題を生み出したのが、まさに統計学だったりすえるわけだが
    統計学における、否定的な意味の部分で
     

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Last-modified: 2010-08-24 (火) 18:40:29 (3007d)