とつげき東北

 この過度にドラマチックな発言は、当然、悲しげな表情を作り、自分のせいで相手に与えた損害をいかにも深遠そうに後悔するかにみせながら、心の底から反省しているかのような態度で発しなければならない。
 そしてそのようにすることで、周囲からの惜しみない賛同を得なければならない。たとえそれが悪意によってもたらされた事態であるとしても。

 だが、人間性と能力とを「一定以上」に有するまともな人間であれば、掲題の語で偽りの謝罪をするかわりに、すばやく問題を収拾し事態を改善に導くための案を提示するとともに、どのように自らによってもたらされた不幸を補償すべきかを、当該の被害者に相談するべきであろう。
 というのも、「そんなつもりであったかなかったか」は、人の精神的・内面的な問題であって検証不可能だからである。人をはねるつもりでなくとも人をはねれば充分に社会的償いをするのが当然であるように、「そんなつもりはなかった」とつぶやくだけで免罪されるなどと考えている人間にろくな人はいない。


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Last-modified: 2010-08-24 (火) 18:40:15 (2953d)