ヒトシンカ

 フィクションにおいて、善良な役柄のキャラクターが悪役に向かって「かわいそうな人ね」と呟く。このシチュエーションにおいては言われた悪役は激怒するか、少なくとも顕著な動揺を示さなければならない。しかし各作品の作者が、発言者がその状況において本心から相手に同情し、言われた方は激怒するものであると考えて描いているかは極めて疑問である。また、発言者が意図的に侮辱表現を用いていると考えるのにも無理がある。この発言をするキャラクターはしばしば、嫌がらせをするには余りにも純潔すぎるからだ。この表現の解釈は、(キャラクターが現実の人類と同じ精神の構造を持っていると仮定する限り)世界観の設定だけで解釈するには無理がある。この表現は「かわいそう」と評価するキャラクターの、評価されるキャラクターに対する優越を表現する記号であるという解釈が妥当であろう。また、発言者は非戦闘員(特に女性)が多い。おそらく、キャラクターが持つ何らかの秀でた力に対する読者の劣等感を低減させるためだろう。
 しかし、現実に侮辱表現としてこの言葉を用いる者がしばしばいる。「虚構と現実との区別がついていない」のだろうか。この言葉は「成長」概念と同様、攻撃を正当化するものと考えられる。

成長
虚構と現実の区別がつかない

  • 2008-02-10 (日) 18:27:02
    そんな事言われても
    でっていう
    としか思えない
     
  • えっと 2010-05-02 (日) 19:56:50
    −キャラクターが持つ何らかの秀でた力に対する読者の劣等感を低減させるためだろう。

    ホントかよ。劣等感ねぇ。
     

  • fur 2012-07-22 (日) 11:44:56
    物(非生物・無機物)に対してかわいそうと言う場合、
    その物体に意識ないし感情があるかのように妄想するか仄めかす、または人間かその他の生物になぞらえて、
    その物体に対する同情などの感情を煽ったり要求したりする場合があります。
    これは名言的な使用例ですか?
     
  • ここまで読んだよ 2012-07-27 (金) 01:36:54
    >>ヒトシンカ
    ヒトシンカの説明には同意できるものの、すでに「かわいそう」に対し侮辱的意味が市民権を得ている(=攻撃性が認められている)と考える俺には掲題が名言性ありとは考えない
    「虚構と現実との区別がついていない」のではなく、すでに現実になっちゃってるのにヒトシンカ自身が気づいていないだけ、と
    これは単に言葉の解釈の問題で現代語学の分野
    解釈によっては名言性ありといえるし解釈によっては名言性なしとなる
    つまり、大衆か否かに関わらず「人それぞれ
    掲題として取り上げるには、内容が薄い

    >>fur
    ヒトシンカへのそれと同じ
    大衆か否かに関係なく「人それぞれ
     


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Last-modified: 2012-07-27 (金) 01:36:54 (2186d)