AS

「A故にB」という主張に対し、根拠Aは否定しないものの結論Bに納得できない時に、
『AはわかるけどBはおかしい』といった発言をしばしば見かける。

この時、結論Bを否定するためには、根拠Aあるいは、AとBの結びつきを否定しなければならず、
『Aはおかしい』『AとBは関係ない』などと返すべきであり、
Bに対しての批判に重きを置こうとしてる時点で、もはや反論では無い。
不快な結論Bに対して、充分な理論を持たず感情のみで突っかかってるだけと言えるだろう。

また、根拠となるAについて本当に理解しているのかは、疑わしい。

とつげき東北

知性とは無縁の人が何事かを「わかる」とき、そこに何か長期経験的、ないし合理的あるいは実証的な「根拠」があることは稀である。
彼らは、単純にその時の感情や気分によって、物事をわかったりわからなかったりする特権を持っている。
さて、語り手にとっても聞き手にとっても「わかる」という言葉の実体が必要とされない関係において、「わかる」という言葉はどのような意味を持つだろうか。
その関係においては、お互いに本質を「わかる」必要などどこにも存在しなくなり、表層のコミュニケーション用語としての「わかる」の乱発、「理解」の捏造を必要に応じて繰り返すという結果になろう。

彼らは彼らの気に入ったものを「わかる」と見なし、彼らが相手に対して充分に共感や同情を示すことの可能な人間であることを印象付けながら、気に食わない部分を「わからないもの」として峻別することによって、相手の主張を感情的に退けることができるのである。
この手口は様々なやり取りに見られ、その典型例は掲題の「Aはわかるが(Aから導かれるはずの)Bはおかしい」であり、あるいは、自分も以前はそう考えていたである。
例えば筆者の父は、筆者との論争の中で「客観的な善などない」と筆者の主張に迎合しながらも、「だが、やはりお前は間違っている。人のためになることはやはり大切だ」という彼にとっての善を押し付けてきていた。
知性ある人間に対して、平均的な相手になら有効になるはずのこの手口が、いかに悪い方向に働くかが理解できよう。

物事を本当に「わかる」ことを欲する人間を前にして、この種のコミュニケーションを反復する行為は、ほとんど逆効果である。

  • ここまで読んだよ 2009-10-20 (火) 04:41:53
    自分に対して悪い方向に働いたと感じたら、一様に自分は知性ある人間だと自慢してよいということですね
     
  • '''' 2009-10-24 (土) 10:24:37
    それは凸の発言の裏であり、正しいかどうかはこの文章を読む限りでは判断できない。
    (恐らく間違いだが)


    …他の場所での発言からして、「はい正解」とか言われるか、無視されるかだとは思うが…
     
  • ここまで読んだよ 2009-10-24 (土) 13:59:21
    つまらないので無視しても良かったんだけど、他のスレで同様の事象を筆者である凸に言っているので、ここにも書いておくね

    仮に対偶であっても、対偶の真を以って命題の真を確定するのは不可能(科学命題を除く)だよ
    裏や逆ならなおさら(こちらは科学命題でも無理)
     

  • ここまで読んだよ 2009-10-24 (土) 14:18:58
    追加
    (内容はこの掲題へのレスではない)

    上記を元にさらに言うと
    言葉(言語・心理など)の真偽を確かめるに当たって、「例」として「数学」を持ってくることとは不可能
    科学命題ではない真」の対偶が真を取り得ないのに、例文で数学を用いると「科学命題の真」を対偶によって肯定してしまい、その肯定へのプロセスを「科学命題ではない真」まで広げてしまうからである
    つまり「科学命題ではない真」の説明に「数学(≒科学)」を持ち込む行為が説明(≒命題)に矛盾を埋め込む行為となる
    矛盾付命題を用いて恒常的に結論に真(もしくは、結論の否定が真)を得ることが可能なのは、再三にわたって書いたし、凸自身も語っている
    だが、凸はいくつかの掲題の説明や掲題の補足レスでこの「矛盾の埋め込み」をやって他人を納得させてしまっている
     

  • ここまで読んだよ 2009-10-24 (土) 14:29:52
    さらに追記

    凸がそれを意図してやったかどうかは言及を避けるよ

    こういったいくつかの「すり替え」を巧妙に用いた商法が「催眠商法」である
    説明に矛盾を埋め込んでおいて、その矛盾に気づかせぬままに結論に真を持ってくると、判断力の低下したジジババはころっと引っかかる
    凸が上記の方法で「他人を納得させた」のもこの商法の催眠の状態に似ており、誰もこの手の論法に反論しないのは、凸の催眠術に見事に引っかかっているともいえるのである

    ・・・・という一連の読み物
     


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Last-modified: 2010-08-24 (火) 18:39:52 (2796d)